2011年01月08日
京都近郊 山歩き⑭ 武奈ヶ岳 雪との格闘編
2011年1月6日(木)
正月気分も抜け今年初めての外遊び!!
何処に行こうかなと思案している中、昨年から行きたかった雪の武奈ヶ岳に行ってきました。
天気図はまんま強い冬型。
まあ、行けるとこまで行ってみよう~~ぅという事で!!!!
最初に言っておきます。
きつかった~~~~~~~ぁ!!!
花折峠を越えると道はうっすら雪道。ノーマルタイヤにチェーンなしでゆっくり慎重に坊村に到着。
神社の駐車場に車を止め準備開始。
辺りを見ると若者4人連れ(男性3人、女性1人)の登山者発見。装備からテン泊装備と確認。


9:30 坊村スタート。先行した若者のグループを追う形で登山道を登りだして15分。
早くも道をロスト。やっぱり雪のない時に通いなれた道でも雪があると全然違います。
何処を探しても道は見当たらず仕方なく斜面に沿って下降しスタート地点に戻り再スタート。

今度は慎重にマークを探しながら新雪の中を登って行くと先行の若者グループに追いつく。
どうやら彼らも道を探しながら歩いていたみたいです。それとテン泊装備の重荷でなかなかペースが上がらないみたいで暫し後ろをついていきましたが時間がないので途中パスさせていただき先行することに!(これも一つの間違い)
ここから先今回の雪との格闘劇が始まります。
登るにしたがってトレースのない新雪をラッセルしながら徐々に高度を上げてゆくがだんだん雪が深くなり一面の銀世界!!頼りは木に付けてある赤いマークのみ。
無雪期とはえらい違いです。そのマークを目指してひたすら直登。新雪は深雪となり膝上、腰までの雪をラッセルしながらさらに前進。

11:08 P846に到着。
ここからもなお雪との戦いが続く。夏道と冬道の分岐に到着し尾根伝いの冬道を直登するもここからも雪が深い。斜面の急なところは膝で登るようにして



12:20 御殿山到着。正直言って疲れました。

お昼にしようと風を避ける為に少し武奈方面に降り樹林帯のなかでいつもの昼食。カップラーメン&おにぎり2個。この時も容赦なく雪は降り続け座っていても体に雪が積もります。

今回はここまでで撤収!!!と、思っていました。(自分が信じられない!!)
下山の準備をしていると後方からやっと若者グループが到着。足元はスノーシューでなんとも楽そう!!
みんなのトレースを見ているとふと?このまま武奈ヶ岳まで行けそうな気がしてきてトレース泥棒よろしく後をフラフラとついていってしまいました。(間違いその2)


樹林帯は良かったのですが斜面を登り稜線に出るとここから悲劇の始まり!!


若者グループはスノーシューで快調に前進して行きどんどん差が開いてゆくばっかり、こちらはアイゼンつぼ足で股ぐらい時には腰ぐらいのラッセルで前進!!
疲労困ぱい状態で喘ぎながら

14:20 武奈ヶ岳山頂到着。気温-8℃。風は微風。

ちかれた~~~~!
当然まわりは何も見えず。ご覧の通り。

若者グループはこのまま八雲が原まで行きテント泊だそうです。
そそくさと下山開始。
視界は不良。ホワイトアウト。
降雪のため来た時のトレースはすでに雪の中で何もありません。
神経を集中して目標物を真っ直ぐ見ながら前進あるのみ。
当然、深い深雪に足をとられて七転八倒。
広い稜線は目標を誤ると即遭難につながるのでより慎重に!!
樹林帯に着いた時には心底ホッとしました。
でも、道はまだまだ遠い。
この先もトレースのない道を戻らないといけないと思うとゾッとします。
なんとか御殿山に到着。
日差しがなく夕方の様な明るさでだんだん不安が増すばかり。
もう一つ悪いことに昔の古傷の右膝が痛み出し使い物にならなくなりました。
ここからは左足のみで再度深雪ラッセルに突入。
もう、ほとんど無我夢中です。なんとか暗くなる前に車まで戻らないとという思いだけで下降し
ここでも木に付いているマークだけが頼りで直進有るのみ!!
喘ぎ喘ぎ疲労困ぱいしてやっと車にたどり着いたのが17:00。
車には15センチほどの雪が積もっていて当然道は雪だらけ。
タイヤにチェーンを付けてチェーンを外したのが大原あたりでした。
今回の反省点。知ってはいたのですが山は夏と冬では大違い。新雪にはカンジキかスノーシューが必要!!
無茶はしない。(特に単独では)
自分の体力を再確認させられました。
正直、今までの山行きで一番疲れた気がします。行動時間7時間30分のうち6時間ぐらいず~~~とラッセルしていた気がします。
でも、でも、でも。天気が良ければ素晴らしい光景に巡り合えただろうな~~ぁ。
今度は天気のいい時を見計らって再挑戦だ!!!!!!!
以上。報告終わり。
正月気分も抜け今年初めての外遊び!!
何処に行こうかなと思案している中、昨年から行きたかった雪の武奈ヶ岳に行ってきました。
天気図はまんま強い冬型。
まあ、行けるとこまで行ってみよう~~ぅという事で!!!!
最初に言っておきます。
きつかった~~~~~~~ぁ!!!
花折峠を越えると道はうっすら雪道。ノーマルタイヤにチェーンなしでゆっくり慎重に坊村に到着。
神社の駐車場に車を止め準備開始。
辺りを見ると若者4人連れ(男性3人、女性1人)の登山者発見。装備からテン泊装備と確認。


9:30 坊村スタート。先行した若者のグループを追う形で登山道を登りだして15分。
早くも道をロスト。やっぱり雪のない時に通いなれた道でも雪があると全然違います。
何処を探しても道は見当たらず仕方なく斜面に沿って下降しスタート地点に戻り再スタート。

今度は慎重にマークを探しながら新雪の中を登って行くと先行の若者グループに追いつく。
どうやら彼らも道を探しながら歩いていたみたいです。それとテン泊装備の重荷でなかなかペースが上がらないみたいで暫し後ろをついていきましたが時間がないので途中パスさせていただき先行することに!(これも一つの間違い)
ここから先今回の雪との格闘劇が始まります。
登るにしたがってトレースのない新雪をラッセルしながら徐々に高度を上げてゆくがだんだん雪が深くなり一面の銀世界!!頼りは木に付けてある赤いマークのみ。
無雪期とはえらい違いです。そのマークを目指してひたすら直登。新雪は深雪となり膝上、腰までの雪をラッセルしながらさらに前進。

11:08 P846に到着。
ここからもなお雪との戦いが続く。夏道と冬道の分岐に到着し尾根伝いの冬道を直登するもここからも雪が深い。斜面の急なところは膝で登るようにして



12:20 御殿山到着。正直言って疲れました。

お昼にしようと風を避ける為に少し武奈方面に降り樹林帯のなかでいつもの昼食。カップラーメン&おにぎり2個。この時も容赦なく雪は降り続け座っていても体に雪が積もります。

今回はここまでで撤収!!!と、思っていました。(自分が信じられない!!)
下山の準備をしていると後方からやっと若者グループが到着。足元はスノーシューでなんとも楽そう!!
みんなのトレースを見ているとふと?このまま武奈ヶ岳まで行けそうな気がしてきてトレース泥棒よろしく後をフラフラとついていってしまいました。(間違いその2)


樹林帯は良かったのですが斜面を登り稜線に出るとここから悲劇の始まり!!


若者グループはスノーシューで快調に前進して行きどんどん差が開いてゆくばっかり、こちらはアイゼンつぼ足で股ぐらい時には腰ぐらいのラッセルで前進!!
疲労困ぱい状態で喘ぎながら

14:20 武奈ヶ岳山頂到着。気温-8℃。風は微風。

ちかれた~~~~!
当然まわりは何も見えず。ご覧の通り。

若者グループはこのまま八雲が原まで行きテント泊だそうです。
そそくさと下山開始。
視界は不良。ホワイトアウト。
降雪のため来た時のトレースはすでに雪の中で何もありません。
神経を集中して目標物を真っ直ぐ見ながら前進あるのみ。
当然、深い深雪に足をとられて七転八倒。
広い稜線は目標を誤ると即遭難につながるのでより慎重に!!
樹林帯に着いた時には心底ホッとしました。
でも、道はまだまだ遠い。
この先もトレースのない道を戻らないといけないと思うとゾッとします。
なんとか御殿山に到着。
日差しがなく夕方の様な明るさでだんだん不安が増すばかり。
もう一つ悪いことに昔の古傷の右膝が痛み出し使い物にならなくなりました。
ここからは左足のみで再度深雪ラッセルに突入。
もう、ほとんど無我夢中です。なんとか暗くなる前に車まで戻らないとという思いだけで下降し
ここでも木に付いているマークだけが頼りで直進有るのみ!!
喘ぎ喘ぎ疲労困ぱいしてやっと車にたどり着いたのが17:00。
車には15センチほどの雪が積もっていて当然道は雪だらけ。
タイヤにチェーンを付けてチェーンを外したのが大原あたりでした。
今回の反省点。知ってはいたのですが山は夏と冬では大違い。新雪にはカンジキかスノーシューが必要!!
無茶はしない。(特に単独では)
自分の体力を再確認させられました。
正直、今までの山行きで一番疲れた気がします。行動時間7時間30分のうち6時間ぐらいず~~~とラッセルしていた気がします。
でも、でも、でも。天気が良ければ素晴らしい光景に巡り合えただろうな~~ぁ。
今度は天気のいい時を見計らって再挑戦だ!!!!!!!
以上。報告終わり。